子供の矯正治療の場合、歯型を採得しオーダーメイドで製作した取り外し可能な装置を使って治療を進めていきます。 小児の場合、上下の顎の前後的なズレがある場合や、でこぼこのある場合でも成長を利用し矯正が行えるため、取り外し式装置でそれらを軽減させていくことが出来ます。
大人の矯正のみを行っただけでは、大人の歯の抜歯が必要な場合でも、子供の矯正を行い程度を軽減させてから大人の矯正を行うことで、大人の歯を抜かずに治療が行えるようになる方が多くいらっしゃいます。 子供の矯正を行うには、適切なタイミングがあります。 お子様の歯並びに不安を持たれている方は、丁寧にご説明させていただきますので、ぜひご一度お子様とご一緒にご相談ください。
拡大床
矯正装置を横方向へ拡大して、その装置を使用することで、でこぼこを少なくしていくことが出来ます。
バイオネーター
拡大床と同様に、横に拡げることも出来ますが、上顎前突や下顎前突などの前後的な上下の顎のずれに対して効果的な装置です。
矯正治療は、永久歯と乳歯が一緒に生えている時期(6歳から12歳頃)に行う小児期の矯正(第一段階)と、永久歯がすべて生えそろった時期(12歳以降)に行う大人の矯正(第二段階)があります。
小児期の矯正(第一段階)のみで、治療を終えられる方もいらっしゃいます。 当医院では2割程度の方が、小児期の矯正のみで治療を終えられます。 一般的に小児期の矯正とは、大人の矯正(第二段階)で大人の歯を抜かずに治療が行えるようにしていくための治療です。 前歯のでこぼこを平らにしたり、見た目や咬み合わせを正しい状態にするには、大人の矯正が必要です。 いずれは矯正をしようと考えていらっしゃる場合で、できれば大人の歯の抜歯を行いたくないとお考えの場合は、小児期の矯正を行うことで、大人の歯の抜歯が回避できる可能性が高くなります。 また、下顎前突や開咬の場合、症状の程度によって将来手術が必要になってしまう方が一部いらっしゃいます。 上下的、前後的な上下の顎の位置のズレを大人の矯正の開始時期(12歳から14歳頃)までに軽減しておくことで、将来手術が必要な可能性を少なくしていくことができます。 小児期の矯正から継続して、大人の矯正を受けられた場合は、小児期の矯正の費用を差し引いて大人の矯正をお引き受けしております。
小児期の矯正から継続して大人の矯正を行った場合、小児期の治療費を差し引き、大人の矯正をお引き受けしております。治療にかかる費用は検査後の診断で提示いたします。
※検査料や消費税は別途かかります。
保険治療が効く一般的な虫歯治療などとは違い、矯正治療は治療期間が長く保険治療が効かない保険適応外治療になります。
そのため、診療ごとに費用がかかる再診療制ですと、予想以上に費用がかかってしまうことがあり、患者さんの負担も大きくなってしまいます。
患者さんの負担を考え、榎本矯正歯科では来院ごとに処置料を必要としない定額制となっております。
金利が付かない分割払いの他(通常分割は大人の矯正で半年ごとの4分割、小児の矯正は3分割となります。)、現金、振り込み、デンタルローンでのお支払いをお願いしております。
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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11:00~13:00 | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | △ | △ |
15:00〜19:00 | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | △ | △ |
休診日/月曜・木曜・祝日・第2日曜
△は10:00~12:30/15:00~18:00